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カトラリーの話 その4

ブログ TOP 2015.6.5 18:13

いろんなカトラリーを持ってみたときに気になったのが、中指にかかる負荷ともうひとつ、重心のバランスでした。カトラリーの多くは先端部分に大きく重心が傾いてます。形状からすると当然な気もするんですけど、柄の幅や厚みなどでうまくバランスがとれてるものもたくさんあります。つまりはできないわけじゃない。というより「その観点をもって作られてるかどうか」ということなのかもしれません。

ちなみに「バランスがとれてる」というのがどういうことかというと、言葉通りカトラリーのどこか1点で支えたときに落ちずにバランスを保てるものです。これができないものもわりと多い。海外のものは骨格や文化の違いか、先端部分が大きくてダメなことが多いような気がします。

また、バランスが偏ってるほど、実際の重さより重く感じる。だから、中指への負荷も大きく感じて、結果「なじんでいない」感も大きくなるわけです。

そして、肝心の先端部分についてですが、スプーンは先に向かって細くなってる方がいいです。うちわのように先に向かって広がってるものはスルッと口から抜けにくいのでダメ。大きすぎるのも同じ理由で選びません。

角丸の四角に近いものも悪くないんですが、食べるときに気がつくと角から口に運んでいます。つまりは1番細くなってるところから食べようとしているんですね。これはやっぱり先が細い方が食べやすいと感じているから、自然とそうしてしまうんだと思います。

あとは、つぼ(すくう部分)の傾斜は急なものより緩やかな方がいいですね。角度が急だと意識的につぼを上唇でギュッとくわえないと食べきれず、つぼに食べ物が残ってしまいやすいからです。

フォークに関しては、爪の間まで細かく研磨されてるものが良しとする意見があって、ものとして考えるとそれはそうだと思うんです。が、研磨が少しくらい荒くても口当たりに影響することはそうそうありません(画像がわかりにくくてすみません)。なんなら、それによって抵抗が大きくなって(釣り針でいう“返し”の役割)刺したときに安定しやすい気がするくらいなので、個人的にはそこまで気にしてません。

と、思ったより長くなりましたが、だいたいこんなところでしょうか?スプーンやフォークはよほどじゃない限りは普通に使えるし、さして不便を感じることもないと思います。だから「なんでもいいや」になりがちですけど、じゃなくて「もうちょっと主体的に選ぼうじゃないか」って方の参考にでもなればうれしいですねー。

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