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タオルの話

ブログ TOP 2014.6.2 13:00

このあいだinstagramで紹介した温泉タオルなんですけど、もともとは店舗のお客さま用シンクと洗面所で使うタオルをどうしようか考えてて、知り合いのタオルメーカーさんに相談してみたのがきっかけでした。

そのときはまさか温泉タオルを勧められるとは思ってもみなかったんですけど、話を聞いたらなるほど納得。銀行とかの粗品のイメージが強かったこともあって、ペラッとしてて安っぽい=「良くないもの」というのが偏見だとよくわかりました。で、そのときの話がおもしろかったのでちょっと紹介したいと思います。

・厚み=品質と考えられがちだけど、分厚くしたら糸が多く必要だから値段が上がるのは当たり前。だから薄い=低品質というわけじゃない。

・パイルは産業革命以降に今のような量産型パイルが作れるようになったけど、それ以前は大きな労力が必要だったからセレブの趣向品だったらしい。

・生地工学的にはパイルが無いほうが耐久性は高い。だから手ぬぐいは丈夫。そこにもっと肌触りの良さと吸水性を足したのがパイルのあるタオル。吸水に特化したのがタオル、携帯に特化したのが手ぬぐいとすると、温泉タオルはその中間。

・温泉タオルは名前の通り「石鹸で体を洗い、すすいで絞って、あがってから体を拭く(吸水するのではなく、ぬぐう)」を1枚でできるように考えて作られている。そのためには吸水性と速乾性、それに離水性に優れている必要がある。薄すぎると絞ったときに破れやすいし、分厚いと絞りにくい。考え抜かれた薄さになってる。

ざっとまとめるとこんな感じ。いやぁ、勉強になります。

パイルがまだ一部のお金持ちだけのものだった頃は、ダイヤが大きいほど羨ましがられるのと同じように、分厚いほど自慢できたりしたのかもしれません。反面、薄いタオルを持ってると富裕層の間では安物とバカにされたりなんてことも。

「厚み=品質」というイメージができてきた過程には、単純に原価がかかって高いという事実の他に、こういう時代背景も影響してるのかもしれませんね。

で、その温泉タオルなんですけど、普通は↑みたいな感じでタオルの両端と印字部分はパイルなしになってるんです。でも、自分が家で使うことを考えると全面パイルの方がいいなぁと思って、その仕様で作ってもらえないか1月くらいにボソッとこぼしてたんですね。

普通だとロットがすごいので、僕らみたいなオープンしたての店ではなかなかお願いできないんですけど、今回運良くお願いできる機会があって作ってもらえました。ずっと作り続けられてきたいい部分は下手にさわらず、現代版にちょっとだけアップデート(アップグレードじゃなくて)。

ただ、次回またお願いできる保証はないので、このタオルに関してはひとまず今回限り。限定100枚でお試し価格220円です(安価なのも温泉タオルの魅力のひとつ)。数量限定なので、今後の流れによっては変わるかもしれませんが、今のところHPへのアップもしない予定です。

これでもしたくさんの人に喜んでもらえたら、がんばって発注する方向で検討してみようと思います。

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