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前ちゃんと柴ちゃん

ブログ TOP 2018.4.28 11:53

まだ10才になるかどうかくらいの頃、自分ではあんまり覚えてないけど僕は気に入った服しか着ようとしなかったそうです。昨日着たばっかりなのにまた同じ服を着ると言っては親を困らせ、むくれて機嫌が直らないので、しかたなく洗濯して干してあったその服を乾燥機に入れてもらってジッと待つ、なんてこともあったそうです。

当時の僕はその服がなんてブランド(絶対ノーブランドだったけど)のもので、どこでどうやって作られ、いくらしたのかなんてことはまったく知りませんでした。ただ気に入ってるからくり返しくり返し着る。何かと照らし合わせて価値を測らなくても、胸を張って好きなものは好きって言えて時期だったんですね。でも、今はどうだろう?「これを好きと言ってダサいって思われないか?」とか、そんなこと気にしなくていいとは思いつつ、ゼロかと言われると怪しいもんです。

明日からスタートするcapacious(カペイシャス:大阪府内の障がいのあるアーティストの作品を紹介するプロジェクト)展では、いい意味で答え合わせができません。作品の意図などを訊いても作者から明確な答えが返ってこないからです。なので、自分なりに解釈というか想像するしかありません。そんなのすら必要なくて、「なんかええやん」くらいで十分なのかもしれませんね。観る側に知識を要求しないというか。

文脈で語ろうにも、彼らは芸術の専門的な教育を受けていないので、スラムダンクで言うところの「おめーらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ!!シロートだからよ!!」てなもんです・笑。

今回は僕がカペイシャスの中で特に好きな2人、前田泰宏さんと柴田龍平さんの作品を展示するんですけど、旅行先の風景を抽象的に描く前田さんの作品は、初期と比べて明らかに洗練されてきてる。でも、それが何かに起因するものなのか、目指してやってることなのかはやっぱりわかりません。そのあたりもおもしろいので、よかったら店内に置いてる作品集で過去のと見比べてみてください。

テレビの放送日からアイドルの曲の長さまで身の回りのあらゆる数字を書き留める柴田さんは、もう単純にかっこいい。制作時には電卓でものすごい勢いで計算してて、その勢いから本人なりのルール的なものがあるんだろうというのはわかるんですけど、その数字のチョイスや計算式はやっぱり謎なんですね。気になる方は動画もご用意してますので、よかったら観てみてください。大げさじゃなくて、何をやってるのかわからないくらいの速さで、ほんとに何をやってるかわからないですよ。

この通り、主催してる側もわからないことだらけです・笑。なので、作品の受け取り方が間違ってたなんてこともありません。観てもピンとこなかったなら、それも正解です。というわけで、難しいことは気にせず好きに楽しんでもらえるとうれしいです。うまいもんはうまい!です。

まだ商品数が少なくて壁が空いている今だからできる展示です。ぜひ遊びに来てくださいね。楽しんでもらえますようにー。

capacious展 @LADER
4/28(土)〜5/20(日)
4.29(日) -16:00
水曜定休[5.2は営業いたします]

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