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冷蔵庫にぬか床を

ぬか漬け用琺瑯容器

欲しいものがあると何日か寝かしたりして
わりと慎重になるんですが、ぬか漬け容器に関しては
すぐに決める事ができました。

何でも形から入りたがる性格なので、
田舎のおばあちゃんが土間でせっせとかき混ぜているような
本格的なカメはもちろん頭をよぎったけれど、
そんな大きなカメはもちろん冷蔵庫には入らない。
となってくると、必然的に常温保存になるので、
発酵速度が早まる夏場には一日に何度もぬかを
かき混ぜないといけません。

前述の性格と同じぐらい、面倒だと感じてしまうと
続かない性格なのは本人が一番よく知っています。

だけど、冷蔵保存ならぬかの状態も一年を通して安定するので、
かき混ぜるのは一日一回で済みます。
日中頻繁に発酵の状態を気にしなければいけない状況を
続けるのはなかなか難しい事ですが、
夕飯時に漬け物を取り出すついでの手入れなら、
なんだかできそうな気がします。

早々におばあちゃんのぬか床への憧れは捨てて
「冷蔵庫に収まる容器」にターゲットを絞りました。

候補に挙がったのは、タッパーとガラス容器と琺瑯容器。
タッパーは、スーパーでぬかとセットで売られたりしていて
とにかく手頃だったけど、使っていくうちに細かいキズがついたり
変色していきそうなのがちょっと気がかりでした。
その点ガラスはキズや変色の心配も無くて良かったんですが、
ぬか床は見た目にキレイなものじゃないから、
できれば容器自体は不透明のものが良かった。

不透明でガラス質。そんな2つの条件を満たしていた
この琺瑯容器を選ぶのに迷いはありませんでした。

案外深さが重要です

これはこの容器を使いだして思ったんですが、
ぬか漬け容器には深さが重要だということ。
ぬかを底からしっかりとかき混ぜないといけないので、
この容器の大体6分目ぐらいのかさのぬかで丁度いい感じ。
それでも混ぜた時に容器の内側の壁に
ぬかがついちゃったりするので、
ぬかの量に合わせて容器を選んでいたら、
ぬかがこぼれたりしてストレスになっている所でした。

匂いに関しても心配していたんですが、
蓋は樹脂製でタッパーと同じように密閉性があるので、
冷蔵庫にぬかの匂いが漏れる事はありませんでした。

ある程度漬け続けると、野菜の水分でぬかが水っぽくなってきます。
そんなときは、付属の水取り器をぬかに刺しておくと、
余分な水分が穴から流れ落ちて、容器の底に溜まっていきます。
(乾燥ぬかを足す事でも調整できます)

適度な大きさと深さがあるので、
そこそこ冷蔵庫のスペースを取ります。
ご家族での使用でも、お漬け物を付け合わせ程度に
食卓に出すのであれば十分なサイズだと思います。

以前は「ご飯には肉や魚」と思っていたんですが、
漬け物を漬けるようになってからは
野菜と肉の比率も逆転してしまいました。
それぐらい野菜はご飯によく合います。
僕の場合、ぬか漬けを漬けるきっかけになったのは
健康管理のためですが、今では毎夕食時に
漬け物を切るのが日課になっています。

いろんな野菜を漬けましたが、
やっぱりきゅうりが一番好きですね。・・・ポリポリ

サイズ
本体:約幅255×奥行160×高さ120mm
水取り器:約幅55×奥行47×高さ55mm
重量
約930g
容量
3.2L(乾燥ぬか1kg用)
材質
本体:琺瑯用鋼板(表面加工:琺瑯)
水取器:磁器
ふた:EVA樹脂(-30度〜70度)
生産国
日本

ぬか漬け用琺瑯容器

¥4,180