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タコ

ブログ TOP 2012.2.1 13:34

年始の旅行の最終日の朝、金沢は近江町市場。海鮮丼を目当てにウロウロしていると一軒のお店が目にとまる。軒先に置かれた発泡スチロールの水槽の中にはタコが活き活きと動いていて、なんだかいかにも新鮮なネタにありつけそうな雰囲気。

「この店は市場内で一番美味しいよ。間違いない。」

入ろうかどうか迷っている僕らを見かねて声を掛けてきた隣の店のおじさんの断言にとどめを刺されて入店する。

カウンターだけのこじんまりとした店内。せっせとネタを仕込む大将。充満する鮮魚と銀シャリの匂いに期待値が上がる。

豊富なメニューの中から僕らビギナーズは、色んなネタが乗っている一番ベタなどんぶりをチョイス。「苦手なネタとか無いですか?」とういう大将の気遣いに、hは「ウニとイクラを抜いて下さい」と注文。しかしこういういわゆる「本場」というか普段とは違う食事の場だと気分も高ぶり、「苦手だけど挑戦してみようかな」っていう気持ちになるもので、大将がネタを切り出してhが身を乗り出した。

「やっぱりウニとイクラ入れて下さい。新鮮なものだと美味しく感じるかもしれないから。」

大将は嬉しそうに「ヘイ!」と一瞥、仕上げにかかる。

カニが豪快に盛りつけられたどんぶりが目の前に置かれる。ハマチ、甘エビ、ウニ、イカ、イクラ、ネタは全部テッカテカ。カニ味噌にしゃぶりつき、サーモンとシャリをかき込む。苦手二品目に対してもhは「甘くて美味しい」と舌鼓。そこからはもう止まらない。食べ終わるまで終始無言。

最後に大将は嬉しそうに茹でたてのタコを一切れサービスしてくれた。

苦手な食べ物っていうのは誰でも何かしらあると思います。もちろん体質的に受け付けないものもあると思うけど、それが美味しく感じた時って嬉しいものだから、こういう瞬間は見ていてつくづく羨ましく思う。

僕の場合、お酒をどうにかもうちょっと嗜めるようになりたいんだけど、なかなか身体がついていきません。このブログで「昨夜飲みにいったバーは・・・」なぁんて書き出す日はまだまだ先になりそうです。

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